金遣いの荒さ

 さて、1週飛ばしての更新となりますが、この2週間も大概ひどいニュースが多かった。

 ある人は国連の特別報告者の指摘に対して、真摯に説明することもなく、「何か裏があるのではないか」といい、どっかの政府は、国防に携わる組織のトップが「憲法改正賛成」という趣旨のことを言ったことに対して「あくまで個人としての見解を述べたもの」という閣議決定を行っている。(また閣議決定である)

 まあ、これらのことがどれぐらいの大事なのか、果たして大臣の首が飛ぶレベルくらいなのか、はたまた倒閣ものなのか、そこらへんのことはよくわからないが、ここ最近、結構大事になってもおかしくないぐらいのニュースが飛び交っているような気がするのは私の気のせいではないだろう。

 色々とだめな方向に転がっているのだろうなぁ、と思いつつも、今週何となく気を引いたニュースを1つ紹介。

 

(時時刻刻)五輪経費、小池流に限界 分担大枠合意 都外分、先送り:朝日新聞デジタル

 2020年東京五輪・パラリンピックの開催経費1兆3850億円の分担について、東

京都と国、大会組織委員会、都外の会場がある自治体が31日、大枠で合意した。だが、

焦点だった都外自治体の負担額は明示されず、先送りに。小池百合子都知事が看板として

掲げた経費の見直しは、関係者の批判が収まらず、成果が見えにくい状態だ。

 

 

 このニュースを私が初めて読んだ時の素直な感想。

「まだもめてんのかよ」

 実際のところ、五輪なんて誰が招致を望んだのだろうか。福島原発はアンダーコントロールというとんでもないうそを言ったときからけちのつきはじめだが、エンブレム問題、新国立競技場の問題、金をどうするかの問題、問題だらけである。そろそろかなり多くの人が嫌気が指している頃合だと思う。

 大体、金に関する問題はそもそもがおかしくないか。

 日本は既存のインフラを利用することで、昨今のとてつもなくお金がかかるオリンピックではない形で行えるというふれこみだった気がするのだが。

 朝日新聞の社説を少し引用させてもらうが、

 

(社説)東京五輪準備 長い混迷から抜けだせ:朝日新聞デジタル

(前略)

 迷走を招いたものは何か。

 まず、招致当時の猪瀬直樹都知事らがまとめた基本計画のずさんさが挙げられる。

 この段階では他都市との競争に勝つことを優先するあまり、試算は甘くなりがちだ。そ

れにしても、総経費7300億円とされていたのが、昨夏「3兆円超の可能性」との指摘

があり、人々を驚かせた。その後1兆3850億円にまで縮まったが、節約が唱えられる

と、詳しい説明のないまま1千億単位で数字が削られるのだから、ふつうの市民の理解を

超えている。

(後略)

 

 

 7300億が3兆円である。ここに書かれてあるとおり、金遣いがルーズなのも大いに問題だろう。税金を粗末に扱われていると、納税者としては腹立たしいことこの上ない。

 金の面に関して言うと、最近はこういったことが多い。森友学園の問題にせよ、加計学園の問題にせよ、首相と仲がよい、もしくは考え方の近いだけの人たちに対して国民の財産が安易に都合よく使われているのではないか、と思えてしまうケースである。

 何というか、全体的に責任感のなさを感じる。金を無駄に使っても大丈夫という意識がどこかにあるのではないか。そうでなかったらこんな運用、できないだろう。